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過去の「こんにちは市長です」No.26~50

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年9月1日更新

「こんにちは市長です」は、広報もとみやからの転載です。

No.26~50

No.50「秋の風物詩」

 皆さん、こんにちは。
 秋色がさらに濃くなり、冬支度の季節となってまいりました。
 さて、本宮の秋の風物詩となっております「もとみや秋祭り」と「しらさわ秋祭り」がにぎやかに開催されました。
 「もとみや秋祭り」は10月21日から23日に開催され、3日間ともとても素晴らしい秋晴れとなり、多くの方々にお越しいただき、祭りを楽しんでいただけたことと思います。
 また、「しらさわ秋祭り」は11月6日に開催され、初めてふれあい夢広場をメイン会場に開催されました。イベントでは本宮市誕生10周年記念事業としてキックバイクレースが開催され約120名のちびっ子レーサーが元気なレースを見せてくれました。
 両会場で皆様の元気あふれる明るい笑顔を拝見し、大変うれしく感じるとともに私もたくさんの元気をいただきました。
 ご尽力いただきました多くの関係者の皆様に心より御礼申し上げます。
 11月3日文化の日、本宮市表彰式に於いて、各分野でご活躍され、市政振興発展のためにご尽力をいただきました28名の皆様へ栄章と表彰状を贈らせていただきました。それぞれのお立場からさらなるお力添えと、より一層のご指導ご協力をいただきたいと思います。
 11月20日は、第28回市町村対抗福島県縦断駅伝競走大会(ふくしま駅伝)が開催され、昨年の総合17位、市の部11位に続き、今年も総合19位、市の部11位と健闘。晩秋の日差しの中、チーム全員が熱い思いを胸に心を一つにして、ゴールを目指しタスキをつなぎ、福島路を全力で疾走する姿に感動を覚え、更に多くの市民の皆様の沿道での応援に感謝申し上げます。
 除染作業では、中間貯蔵施設への除染土壌の本格輸送が、11月14日より開始されました。今年度の輸送量は2,476袋を3ヵ月程度で中間貯蔵施設に輸送を行うものです。搬出作業にあたりましては充分な安全対策を講じますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
 これから一段と寒さが厳しくなってまいります。また、師走は何かとあわただしくなりますが、ご自愛のうえ、お過ごしください。
        (11月21日執筆)

No.49「秋のひととき」

 皆さん、こんにちは。
 朝夕めっきり寒くなり、街路樹の葉もすっかり色づいて秋の深まりを感じます。
 米の収穫作業が最盛期を迎えており、米の全量全袋検査も順調に進んでいます。今年もおいしい本宮の米の安全安心を発信し、風評払拭へ積極的につなげてまいります。
 小学校と幼稚園に埋設しておりました除染土壌につきましては、夏休み期間中に市内3ヵ所の仮置場へ一時的に保管しておりましたが、このたび仁井田地区の瀬戸川仮置場から中間貯蔵施設への輸送を10月6日より開始しました。瀬戸川仮置場には、学校分として1,307袋が保管されており、輸送期間に1ヵ月程度を予定し大型ダンプにて輸送するものです。その後は、白岩地区・糠沢地区の仮置場からの輸送が順次行われる予定です。作業に当たっては充分な安全確保と円滑な搬出作業、および交通対策を最優先にした輸送を要請して参りたいと考えております。
 さて、本宮市誕生10周年記念事業の一環として、NHKラジオ第一「真打ち競演」の公開収録が9月28日にサンライズもとみやにおいて行われました。当日はあいにくの雨模様でしたが、たくさんの方にお越しいただき、多くの笑顔であふれ、大盛況のうちに終了しました。収録では、出演者と観客との楽しいやりとりもあり、会場が大きな笑い声に包まれていました。そんな会場の熱気をお伝えする番組が11月12日・19日に放送されますので、笑いの競演のひとときを是非お聴きいただければと思います。
 また、第10回もとみや駅伝競走大会が開催されました。当日は秋晴れの空が広がる絶好の駅伝日和の下、もとみや路を小学生から一般までの5部門に54チームの選手の皆さんが参加され、力強い走りでタスキをつないでいただきました。本年も友好都市協定を結ぶ埼玉県上尾市から2チームの特別参加をいただき、大会を盛り上げていただきました。選手の皆様、大会運営にご尽力をいただきました関係者の皆様、そしてコース沿道から大きな声援をいただきました皆様に御礼申し上げます。
 10月21日から3日間、本宮の秋を彩るもとみや秋祭りが行われます。この号が発行される前に終了しておりますが、関係者の皆様、お祭りに参加され盛り上げていただきました市民の皆様に心から感謝申し上げますとともに、皆様にとりまして、楽しく心に残る秋祭りとなれば幸いです。寒さも増してまいりますので、体調管理に充分ご留意のうえお過ごしください。
        (10月19日執筆)

No.48「備えあれば憂いなし」

 皆さん、こんにちは。
 8月下旬から9月にかけて毎週のように台風が接近し、全国各地で記録的な豪雨に見舞われ、特に台風10号では、岩手県・北海道を中心に被害がもたらされました。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げますと共に、一日も早い復旧を市民の皆様と共にお祈り申し上げたいと思います。今後も台風シーズンが続きますので、予防と減災に努めご注意いただきますようお願いいたします。
 本市では10月1日に、災害における応急対策活動の習熟と防災意識の高揚を図ることを目的に、本宮市総合防災訓練が、白沢運動場をメーン会場に実施されます。
この訓練は、地域防災計画に基づき、防災関係機関、各種団体および住民が一体となって、災害対策活動を実施するものです。訓練では、「住民参加型の初期消火訓練」や白沢地区の地域特性を考慮した「山林火災防御訓練」、災害時応援協定を結んでおります企業、上尾市および全国へそのまち協議会からの「支援物資輸送訓練」、そして自衛隊や日赤奉仕団等による「給食配給訓練」等を実施し、災害に備えてまいりたいと考えております。災害時に一番大切なことは、自助(自らの命を守ること)です。自助、共助(地域)、公助(市、県等)が一体となった災害への対応を検証し、次に生かすことができれば幸いです。
 さて、昨年より建設を進めてまいりました「本宮市屋内運動場」が、10月に竣工の運びとなり、この度、施設の愛称を「まゆみアリーナ」に決定いたしました。愛称は、昨年12月から本年4月までの期間に募集を行い、159件の応募の中から選考したものです。「まゆみアリーナ」は、子どもたちや障がいを持つ方々をはじめとする市民の運動機会の確保と健康増進を図るため、アリーナを全面人工芝とし、野球やソフトボールの練習、フットサル競技など、各種スポーツ・レクリエーションで利用可能な多目的運動施設となっておりますので、ご利用いただきたいと思います。
 また、9月は市内11会場で敬老会が開催され、各地区の敬老会に足を運ばせていただき、明るく元気な高齢者の皆様の笑顔に接することができました。私もたくさんの元気をいただきました。敬老会を開催するにあたり各地区の実行委員の方々、そして関係者の皆様に感謝申し上げます。
朝夕の肌に触れる風に秋の深まりを感じる今日この頃ですが、涼しくなってきますと夏の疲れが出て風邪を引きやすく、様々な不調が現れやすい季節です。体調管理に充分ご留意のうえ、お過ごしください。
         (9月16日執筆)

No.47「英国庭園整備」

 皆さん、こんにちは。
 お盆を過ぎても暑さが続いていますが、夕風の涼しさに少しずつ秋の近づく気配が感じられます。
 8月2日に発生した集中豪雨では、被害を受けられた皆様に対し謹んでお見舞いを申し上げます。台風シーズンとなりましたが、集中豪雨による河川の増水や土砂災害に対する気象情報や市からのお知らせにご注意いただき、自助・共助・公助による防災減災にご協力いただきたいと思います。
 さて、平成29年1月1日に本宮市誕生10周年を迎えるにあたり、記念事業の一つとしまして、英国のウィリアム王子にご来訪いただいたことを契機に、多くの市民の皆様を始め市外から訪れる方々にも親しまれておりますプリンス・ウィリアムズ・パーク内の屋外あそび場が、更に永く愛される施設となるよう、あそび場の一角に英国庭園の整備計画を進めていきたいと考えております。パーク内の西側に約1,600平方メートルの面積で整備を予定しており、魅力ある庭園となるよう、様々な木々や草花を植栽するとともに、英国風の構築物の配置を考えているところです。整備につきましては、今年度から着工し、来年9月頃の完成を目指しております。ウィリアム王子ご来訪によりできた英国とのご縁を、この庭園を整備することにより、もう一歩進めてまいります。皆様にも完成を楽しみにしていただければと思います。
 また、「第10回本宮市夏まつり」が8月15日・16日もとみや会場、15日しらさわ会場で盛大に開催されました。盛りだくさんのイベントや恒例の『盆踊り』や『花火』に約5万人の参加をいただき、白沢会場では、白沢公民館前に完成した「ふれあい夢広場」、「屋外ステージ」を中心に開催され、皆様の元気あふれる笑顔に触れることができました。関係者の皆様に改めて御礼申し上げます。
 9月6日から市議会定例会が開催されます。市議会はどなたでも傍聴できますので、お出でいただき市政に対するご意見等いただきたく思います。
 まだ残暑が厳しい季節です。体調管理に充分ご留意のうえ、お過ごしください。
       (8月23日執筆)

No.46「間もなく夏本番」

 暑中お見舞い申し上げます。
 紫陽花が美しい季節・・・まだ、梅雨明けとはなりませんが、真夏を感じさせる日が続いており、間もなく夏本番を迎えることとなるのではないでしょうか。
 さて、環境省より学校・保育所・幼稚園等に保管されております除染土壌の中間貯蔵施設への輸送に着手する旨の方針が示されました。本市においても、各学校等の敷地内に表土除染した土壌が埋設されていることから、各小学校および幼稚園を夏休み期間中に実施し、その他の施設についても順次搬出作業を実施してまいります。搬出作業にあたりましては充分な安全対策を講じますので、児童生徒および保護者の皆様、地域の皆様には、ご理解とご協力をお願いいたします。
 白沢公民館前に各種団体の発表会の場所として、また、市民の憩いの場として市民の相互交流が図られるよう、屋外ステージや階段状の観客席を備えた(仮称)夢広場の整備が進められております。既に屋外ステージは完成しており、公園・連絡通路等が間もなく完成し、夢広場のオープニングセレモニーを、8月15日に夏まつりの開会式に先立ち開催いたします。市民の皆様は勿論のこと、市外からも多くの方にお出でいただき、やすらぎ、楽しんでいただける場にしていきたいと考えております。
 お盆には本宮市誕生10周年を記念とした「第10回本宮市夏まつり」が15日・16日もとみや会場、15日しらさわ会場で開催されます。盛り沢山のイベントが予定されておりますので、多くの皆様のご参加をお願いいたします。
 暑さが厳しい季節になってまいります。熱中症が起こりやすい時期でもあります。熱中症は屋内・屋外を問わず発症しますので、水分を補給し、体調管理に充分ご留意のうえ、お過ごしください。
 皆さんで元気に夏を乗り切りましょう!
       (7月19日執筆)

No.45「災害に強いまちづくり」

 皆さん、こんにちは。
 平年より1日遅く13日に梅雨入りとなりました。
 梅雨の時期は、不安定な天候が続き、体の抵抗力も弱まり食中毒を起こしやすくなりますので、体調管理には充分ご留意いただきたいと思います。
 また、長雨が続きますと河川の増水や土砂災害が心配されます。そのような中、本宮市地域防災センターが、6月23日に落成式の運びとなりました。鉄筋コンクリート造2階建てで、救助活動に利用する船や水防関連資機材などを備蓄することにより、河川の水害を警戒・防御し、被害軽減に繋げてまいります。市では、この施設を市全体の防災拠点施設として、地域防災力の向上と市民の皆様の安全・安心の確保のために活用していきたいと考えております。
 今後も、災害に強いまちづくりを進めてまいりますが、市民の皆様にも気象情報や市からのお知らせにご注意いただき、地域やご家庭での備えも進めていただくようお願いいたします。
 さて、えぽかの南側に駐車場と緑地が完成しました。これにより、新たに28台の駐車が可能となり、検診やイベントの際の駐車場不足が解消されます。さらに、豪雨等で水路が増水した際には、この駐車場へ一時的に雨水を蓄え、下流への水量を少しでも軽減する設計となっています。併せて、水路の布設替えを行い、流下能力の増強を図ったところです。緑地は、芝生が張られており、子ども達がボール蹴りや駆けっこなど、元気に遊べるスペースとなっています。えぽかが、これまでにも増して、多くの皆様に憩いの場としてご利用いただけることを期待しております。
 6月21日から7月29日まで、市内14会場で地域懇談会を開催いたします。市民の皆様のご意見、ご提案を伺い、市政に反映させてまいりたいと思いますので、お誘い合わせの上、是非ご出席ください。
       (6月17日執筆)

No.44「ご支援に感謝」

 皆さん、こんにちは。
 今年のゴールデンウィークは、平日の2日を休めば10連休の方もいらっしゃったようです。幸い好天に恵まれ、行楽にショッピングに農作業にと、皆さんそれぞれお過ごしになられたことと思います。
 さて、4月14日に発生しました熊本地震から1カ月が経過いたしましたが、未だに約1万人の方々が避難生活を続けています。被災された皆様、そして避難を強いられている皆様のご心労はいかばかりかと改めてお見舞い申し上げます。本市では、「熊本地震災害復旧応援支援金」の募金箱を市内6カ所に設置し募金を呼びかけましたところ、復興の一助になればと多くの市民や市内の団体等から、その思いをお預かりいたしました。お預かりしました支援金については、「全国へそのまち協議会」に加盟し、本市と災害時相互応援協定を締結している熊本県山都町へ送ることができました。被災された方々が1日も早く日常生活を取り戻す一助になればと考えております。今後も募金箱は設置しておりますので、温かいご支援をいただきますようお願い申し上げます。
 6月21日から7月29日まで、市内14会場で地域懇談会を開催いたします。市民の皆様のご意見、ご提案をお聞きし、市政に反映させてまいりたいと思いますので、お誘い合わせの上、是非ご出席ください。
 また、6月には市議会定例会が開催されます。市議会はどなたでも傍聴できますので、お出でいただき感想等をお聞かせいただければ幸いです。
 間もなく梅雨の時期がやってまいります。日々、暑さも増してきておりますので、お体には充分ご留意のうえ、お過ごしください。
       (5月20日執筆)

No.43「被災地に思いを」

 皆さん、こんにちは。
 熊本県で大地震が発生しました。お亡くなりになられた方に対しまして謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
 本宮市は、「福島のへそのまち」として、全国8市町村で構成する、「全国へそのまち協議会」に加盟しております。今回の地震では、「九州のへそ」としてこの協議会に加盟し、本市と災害時相互応援協定を締結している熊本県山都町をはじめ熊本県、大分県など、九州各地で甚大な被害が生じております。東日本大震災を経験した同じ被災地である本市としましても、できる限りの援助をしていきたいと考え、4月19日に飲料水や食料品、紙おむつ等の支援物資を山都町へ送らせていただきました。
 また、被災された方々が1日も早く日常生活を取り戻す一助となるよう、「熊本地震災害復旧応援募金」の募金箱を市役所、白沢総合支所、中央公民館、白沢公民館、えぽか、プリンス・ウィリアムズ・パーク屋内あそび場の6ヵ所に設置いたしました。市民の皆様には、趣旨にご賛同いただき、温かいご支援をいただきますようお願い申し上げます。
 さて、4月16日に、「元気咲かそう!本宮市しらさわ桜まつり」が白沢体育館脇特設会場で開催されました。晴天にも恵まれ、多くの皆様にお出でいただき、ステージイベントや夜ざくら花火を満喫していただきました。
 そして翌17日には、「第10回もとみやロードレース大会」が開催され、県内外の1,791人のランナーの皆さんが自然豊かなもとみや路を駆け抜けました。あいにくの雨の中を走る皆さんの姿に、私も元気をいただきました。
 両イベントの開催にご尽力いただきました関係者の皆様に、御礼申し上げます。
 新年度が始まり1ヵ月が過ぎ、疲れも出やすい時期です。体調管理には充分ご留意のうえ、お過ごしください。
           (4月20日執筆)

No.42「みんなが活躍」

 皆さん、こんにちは。
 日増しに暖かさが増し、吹く風も柔らかく、春の訪れを感じる季節となりました。
 さて、3月6日は「未来へつなごう!かけがえのないふるさと本宮」をメーンテーマに「復興の集い2016」が開催されました。
 震災により尊い命を落とされました多くの犠牲者の皆様への追悼と被災地では未だに多くの方々が避難を余儀なくされ、原子力災害による影響は今も大きな不安を残している中で、震災から5年の節目を迎え、これまでの復興の取り組みや、その状況を再確認いただき、復興に向けての思いを新たにし、震災を風化させないために、5回目の開催となりました。
 会場全体が一体となった「復興の軌跡コンサート」、市内特産品や埼玉県上尾市と全国へそのまち協議会加盟市町村特産品の「物産展示販売会」に多くの市民の皆様にご参加いただき、皆様とともに本市の復興に向けた思いを共有することができました。改めて関係者の皆様のご尽力と市民の皆様のご協力に御礼申し上げます。
 また、東日本大震災から5年の3月11日には、浪江町へ本市消防団員総勢100名が、行方不明者の捜索協力のため、早朝より現地で不明者発見への手掛かりを捜すべく活動を行ってまいりました。ご遺族の悲しみは計り知ることはできませんが、早期の発見を切に願いますとともに、消防団員の郷土愛護の理念と崇高な使命感に敬意と感謝を表したいと思います。
 平成28年度予算のスローガンを「みんなが活躍!!未来につながる もとみや創生」として予算を編成し、3月市議会定例会において慎重なる審議をいただきました。
平成28年は、「復興・創生元年」とし、復興の加速はもちろんのこと、地方創生を本格的に進めるため、定住促進事業を強力に推進し、本宮市のさらなる魅力発信に努めてまいります。
 4月は、新たな生活が始まる月、入学、就職へと大きく環境が変わります。また、季節の変わり目でもありますので、体調管理に充分ご留意のうえ、お過ごしください。   (3月18日執筆)

No.41「未来へつなごう ふるさと本宮」

 皆さん、こんにちは。
 立春が過ぎ、どことなく春の気配が漂う頃となってまいりました。
 間もなく、3月11日を迎え、東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故から5年の歳月が経過いたします。しかしながら、浪江町をはじめとする避難区域では未だに多くの皆様が避難を余儀なくされ、原子力災害による影響は今もなお大きな不安を残しております。住宅除染については、本宮地区を重点的に実施しており、間もなく青田、岩根地区に入る予定となっており、平成28年度には完了すべく取り組んでおります。また、風評被害対策や健康管理など、まだまだ震災は続いているという事実を風化させてはいけません。
 このような状況を踏まえ、本年も「未来へつなごう!かけがえのないふるさと本宮」をメーンテーマに「復興の集い2016」を3月6日に開催し、5年間を一つの区切りと考え復興の取り組みや復興の状況などを市民の皆様と再確認し合うとともに、震災を風化させることなく、明るい未来に向かってさらなる飛躍を目指す機会にしてまいりたいと考えております。こうした思いを多くの皆様と共有いたしたいと存じますので、ぜひ、ご参加いただければと思います。
 さて、新年度の予算編成もようやく形となりました。私たちの「ふるさと もとみや」が、未来に向けて発展するまちとしての長期的な展望を持ちながら、もとみや創生を進めていくことが必要であることから、平成28年度のスローガンを「みんなが活躍!!未来につながる もとみや創生」としたところであります。
 子どもからお年寄りまで、誰もが笑顔で元気に安心して暮らせる「住んで良かったと思える もとみや」が実感でき、市民の皆様と共感できることを目標として、スピード感を持って着実な市政運営にあたってまいります。
 新年度予算は、3月1日から開催の市議会定例会に議案として上程されます。市議会はどなたでも傍聴できますので、市民の皆様にお出でいただき市政に対するご意見などをいただきたく思います。
 暑さ寒さも彼岸までと申しますが、気候の変わり目でありますので、体調管理に充分ご留意のうえ、お過ごしください。   (2月15日執筆)

No.40「寒中お見舞い申し上げます」

 皆さん、こんにちは。
 市民の皆さんには、すがすがしい新年をお健やかにお迎えいただけたことと思います。
 私も穏やかに新たな年を迎えることができました。この穏やかな年の初めが1年間続くことを願っておりますが、異常気象や自然災害の多い昨今、いつ何時何があるか分からない状況であることを肝に銘じ、市民の皆さんの安全安心を第一に考え、今年も市政を進めてまいりたいと思います。
 間もなく震災から5年の年月が過ぎようとしております。この間、復興に向けて様々な取り組みを行い、着実な歩みが進められてきたと考えております。今後も引き続き除染をはじめ風評被害対策や健康管理などに万全を期してまいりますのでご理解とご協力をお願い申し上げます。
 今年は、平成19年1月1日に本宮町と白沢村が合併し、本宮市となって市政執行10年目の年となります。しっかりとした方向と形を整える年とし、将来の姿を見定めながら住みよいまちづくりを進めていきたいと考えております。
 早いもので、新年を迎え20日が過ぎました。この間、1月3日の岩角山岩角寺の大梵天祭、10日の消防出初式などの伝統行事が開催されました。両日とも好天に恵まれ、多くの参拝者の皆様と一緒に幸せな一年を願い、消防団関係者の皆様とともに「無火災・無災害」を誓いました。
 また、10日の午後からは市の成人式がサンライズもとみやで開催され、今年は357人の方々が晴れて成人式を迎えられました。新成人の皆さんには「ゆるぎない信念と決意を持って、自分の人生を力強く歩んで欲しい。」との言葉を贈らせていただき、新成人の代表者の方からは「一人一人が自分自身に責任を持って行動し、社会から期待される人間となることに励みを感じるとともに、郷土を愛していくことを誓います。」と力強く誓いの言葉をいただき、とても頼もしく感じましたし大変うれしい時間を過ごさせていただきました。
 大寒に入り、まだまだ厳しい寒さが続きます。各地でインフルエンザが流行しておりますので、体調管理に充分ご留意のうえ、お過ごしください。   (1月20日執筆)

No.39「丙申=努力が形となる年」

 市民の皆さん、明けましておめでとうございます。
 平成28年の輝かしい新春をお健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
今年は十二支の先頭から数えて9つ目の「申」年で、干支でいうと「丙申(ひのえさる)」となりますが、今までの努力が形になってくる年とも言われており、市民の皆様お一人お一人におかれましても、そんな年になっていただければと願っております。
 さて、昨年の11月「ふくしまの元気!応援CM大賞2015」の審査会が、郡山市で行われ、36市町村の作品の中から本市の作品「みんなの喜びはずむまち」が、第4位に相当する福島県市長会会長賞を受賞いたしました。本市の作品は職員の手作りによるもので、市民の歌「みずいろのまち」をBGMに、子ども達がプリンス・ウィリアムズ・パークで元気に遊ぶ様子を15秒間にまとめたものです。この作品が入賞したことにより、主催者である福島放送で本年の3月頃より1年間に30回放映されることとなっておりますので楽しみにしていただきたいと思います。
 また、東京都四ツ谷に於きまして、本宮市出身者で組織する「第1回東京もとみや会総会」が開催されました。旧本宮町出身者で組織する「東京あだたら会」と旧白沢村出身者で組織する「東京しらさわ会」が合併したものです。総会後には懇親会が開催され、会員相互が交流を深めながら、ふるさと本宮を想う気持ちを確認し、会のさらなる発展を誓い合いながら楽しい一時を過ごすことができました。
 さらに28日・29日の両日、「福島県と安達地方の観光物産展」が、東京都台東区の浅草寺境内において開催され、本市の特産品の本宮烏骨鶏の焼き鳥、新鮮な野菜や果物、お菓子、お酒などを販売し、約11万人の国内外の方々に本宮の復興と食の安全を広くPRしてまいりました。
 今年は震災から5年の月日が経過いたします。また、市政執行10年直前の年となりますので「丙申年」にあやかり、しっかりとした方向と形を整える年としたいと考えておりますので、今後とも一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 本年が市民の皆様にとりまして、より良い年でありますことを心からお祈り申し上げます。また、寒さが一段と厳しくなりますので、体調管理に充分ご留意いただきお過ごしください。

No.38「あゆみちゃん誕生」

 皆さん、こんにちは。
 カレンダーの枚数も残りわずかとなり、冬支度に何かと心せかれる日々を過ごしております。
 10月下旬から11月にかけて、多くのイベントなどが開催されました。
 「もとみや秋祭り」は10月23日から25日に開催され、3日間とも素晴らしい天候に恵まれました。また、「しらさわ秋祭り」は11月8日に開催され、残念ながら一日をとおして雨模様となりましたが、両会場とも多くの皆様にお越しいただき、元気あふれる明るい笑顔を拝見し、大変うれしく感じました。
 11月3日の本宮市表彰式では、20名の皆様へそれぞれの分野においてのご功績を称え栄章と表彰状を贈らせていただきました。今後とも、より一層のご指導ご協力をいただきたいと思います。
さて、本宮市と上尾市のイメージキャラクター「まゆみちゃん」と「アッピー」の子どもの名前が「あゆみ」に決定しました。この名前は、応募の中でも最も多く、アッピー、まゆみちゃんの名前を合わせた名前であり、本宮市と上尾市がこれからも手を取り合い、未来に向かって「あゆみ」を進めていこうという願いが込められています。本市では、「あゆみちゃん」のお披露目を11月13日のもとみやライトファンタジア点灯式に行い、たくさんの市民の皆様に祝福をいただきました。今後は、あゆみちゃんの誕生だけに終わらせず、友好都市を結んでいる両市が、何かきらめくものを作り育てていきながら地方創生につなげていきたいと考えております。
 また、11月15日は、第27回市町村対抗福島県縦断駅伝競走大会が開催され、総合17位、市の部11位と大健闘されました。ゴールの福島を目指し、チーム全員が熱い思いを胸に心を一つにして、汗と雨で濡れたタスキをつないで全力で疾走する姿に感動を覚えました。また、沿道からの多くの市民の皆様に応援をいただき心から御礼申し上げます。
 各イベントの開催にご尽力をいただきました多くの関係者の皆様に改めて御礼申し上げます。
 今年も残すところ1か月となりました。これから一段と寒さが厳しくなり、インフルエンザが流行しやすくなります。日ごろから充分な休養とバランスのとれた食事を心がけ、体調管理に充分ご留意のうえ、お過ごしください。
 (11月18日執筆)

No.37「秋の深まり」

 皆さん、こんにちは。
 日ましに寒さが加わって、安達太良山も美しく色づき秋の深まりを感じます。
 平成27年度本宮市敬老会は、9月5日から9月30日までの間、市内11会場において開催いたしました。敬老会へは1,539名の方が出席され、その中には、本市に避難している浪江町をはじめ多くのみなさんの参加がありました。今年の敬老会も地域づくり協議会などで組織する実行委員会の皆様方のご協力をいただき、心温まる内容で開催できましたこと関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
 8月末の早場米の刈り取りから、10月に入り米の収穫作業も最盛期を迎え、米の全量全袋検査も順調に進んでいます。そのような中、10月13日から14日の2日間、あだち地域農業振興協議会で北海道旭川市および石狩市へ米のトップセールスに行ってまいりました。北海道でのJAみちのく安達管内産米の販売は、原発事故により取引が一時中断しておりましたが、平成24年より取引が再開されています。今後も特Aの判定を受けた、おいしい本宮の米を積極的にPRしていきたいと考えています。
 さて、第9回もとみや駅伝競走大会が10月18日に開催されました。当日は秋晴れの空が広がる絶好の駅伝日和の下、もとみや路を小学生から一般までの5部門に過去最高の59チームの選手の皆さんが参加され、力強い走りでタスキをつなぐ姿にたくさんの元気をいただきました。本年も友好都市協定を結ぶ埼玉県上尾市から2チームの特別参加をいただき、大会を盛り上げていただきました。選手の皆様、大会運営にご尽力をいただきました関係者の皆様、そしてコース沿道から大きな声援をいただきました皆様に御礼申し上げます。
 9月号の広報で本宮市と上尾市のイメージキャラクター「まゆみちゃん」と「アッピー」の子どもの名前を募集したところ、両市合わせて824件の応募をいただきました。2世キャラクターの名前は、11月7日に両市において発表し、お披露目を上尾市では11月の産業祭で行い、本市では、11月13日のイルミネーション点灯式に行われますので、どの様な名前に決定したか楽しみにお待ちをいただければと思います。多くの皆様に祝福をいただければ大変うれしく思います。この2世キャラクター誕生は、本宮市と上尾市の友好関係と交流を深めるシンボルとすることで、本市の地方創生に繋げていくことを目指すものです。
 これから秋祭りのシーズンに入ります。是非、市民の皆様には祭りにお出でいただき盛り上げていただければ幸いです。寒さも増してまいりますので、体調管理に充分ご留意のうえお過ごしください。
 (10月20日執筆)

No.36「災害は忘れる前にやってくる?」

 皆さん、こんにちは。
 台風18号の影響による関東や東北地方の記録的な豪雨により、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧を市民の皆様と共にお祈り申し上げたいと思います。
 本市では9月20日に第3回本宮市総合防災訓練が、荒井運動場をメイン会場に実施されます。企業立地の進んだ荒井地区の地域特性を活かした訓練を想定とし、多くの市民の皆様に参加をいただきながら、関係機関と連携した総合防災訓練として実施し、災害に備えてまいりたいと考えております。「災害は忘れた頃にやってくる」という言葉がありますが、昨今では、「災害は忘れる前にやってくる」と言ってもおかしくない状況にあります。災害時に一番大切なことは、自らの命は自らが守ることです。今回の訓練を通して、災害への対応を検証し、次に生かすことができれば幸いです。
 さて、平成23年3月11日の東日本大震災から4年6か月の月日が経ちました。
東京電力福島第一原子力発電所事故による原子力災害への対応は、今も継続して実施しております。現在、本宮地区の住宅除染が始まり、青田・岩根地区についても説明会を実施し、同意書の提出をお願いしているところです。住宅除染については、早期完了を目指して実施しております。また、農産物等の風評対策についても、さらなる安全・安心の確保に向け、市内外へのPRに積極的に取り組んでまいります。本宮市は着実に復興に向け前進しております。今後も引き続き、復興への取り組みを最優先に進め、「定住からはじまる 住みたいふるさと もとみや創生」を目指して、強い心で復興へのスピードアップを図ってまいります。
 9月5日から30日まで市内11会場で敬老会が開催されております。すでに終了した地区もありますが、皆様の明るく元気な笑顔に接することができましたことは大変うれしく感じるとともに、私もたくさんの元気をいただきました。皆様には、益々健康で明るく元気にお過ごしいただきたいと思います。実行委員の方々、そして関係者の皆様に感謝申し上げます。
 日増しに秋の深まりを感じる今日この頃ですが、朝晩の気温の変化が激しく、風邪を引きやすく様々な不調が現れやすい季節であります。体調管理に充分ご留意のうえ、お過ごしください。
(9月17日執筆)

No.35「友好の輪ひろがる」

 皆さん、こんにちは。
 お盆も過ぎ窓近く、すだく虫の音に秋の訪れが感じられます。
 さて、市では2月28日に英国ウィリアム王子のスマイルキッズパークご訪問を受けまして、ウィリアム王子にちなんだ、愛称の使用許可をお願いしたところ、英国大使館より愛称「プリンス・ウィリアムズ・パーク」の許可をいただきました。その名称板の除幕式が8月9日に行われ、前復興大臣の根本匠衆議院議員はじめ来賓の皆さんや、地元スポーツ少年団の子どもたちにより名称板が披露されました。看板には日本と英国の国旗、愛称そしてイングリッシュオークが描かれ、英国との友好を示すものであり、スマイルキッズパークの更なるPR効果がうまれるものと考えております。
 また、「第9回本宮市夏まつり」が15日・16日もとみや会場、15日しらさわ会場で盛大に開催されました。今年は天気にも恵まれ、もとみや会場の夢広場ステージで、『復興支援MOTOMIYA LIVE』が開催され、サンプラザ中野くんをはじめとし、たくさんのアーティストがライブで夏まつりを盛り上げてくれました。さらに恒例のイベントとして、『盆踊り』や『花火』に多くの方の参加をいただき、皆様の元気あふれる笑顔に触れることができました。関係者の皆様に改めて御礼申し上げます。
 今月の広報には、本宮市、上尾市のイメージキャラクターまゆみちゃんとアッピーの2世キャラクターの名前を募集しております。これは昨年11月に結婚をした両キャラクターの2世を誕生させ、両市の友好関係を更に深めるシンボルとすることで、地方創生に繋げていきたいと考えております。是非、皆様からの可愛らしい名前の応募をお願いします。また、キャラクターのお披露目については、今年の11月に開催するイルミネーション点灯式を予定しております。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
 9月1日から市議会定例会が開催されます。市議会はどなたでも傍聴できますので、お出でいただき市政に対するご意見等いただきたく思います。
 まだ残暑が厳しい季節です。体調管理に充分ご留意のうえ、お過ごしください。
 (8月18日執筆)

No.34「暑中お見舞い申し上げます」

 皆さん、こんにちは。
 真夏を感じさせる日が続いており、間もなく梅雨明けとなるのではないでしょうか。
 本宮まゆみ小学校敷地内に「子ども屋外プール」が完成し、6月29 日に落成式が行われました。落成を記念し、シドニーオリンピック銀メダリストの中村真衣さんをお迎えし、泳ぎ始めの模範泳法を披露していただきました。この子ども屋外プールは、東日本大震災の影響により、屋外での活動機会が減少した子どもたちのために、水泳を通して体力づくりや健康増
進を図ることを目的に建設されました。子ども屋外プールは、本宮まゆみ小学校の授業に使われるほか、7月4日からは、土・日曜日と夏休み期間中、小学生以下を対象として無料開放されています。
 さて、災害時に対応するため、6月30日に電気、ガス、タクシーの企業4社と災害時応援協定を締結しました。電力復旧、LPガス等の供給協力、タクシー車両による緊急輸送などでご協力をいただけることとなり、今回の協定を含め22の協定を結び、災害時の更なる備えに対応が図られることに感謝を申し上げます。9月20日には、荒井運動場をメーン会場として総合防災訓練が実施されますので、多数の皆さんの参観をお待ちしております。
 皆さんの生の声を聞かせていただく地域懇談会が、市内14会場で7月14日から8月28日まで実施しております。地域懇談会では、平成27年度の市の方向性について、震災前にも増して元気な本宮になるため「定住からはじまる 住みたいふるさと もとみや創生」をスローガンに掲げ、予算概要と定住促進を重点事業とした施策の実現に向けたお話をさせていただい
ております。地方創生を確実に実現するため、市民の皆様のご意見、ご提案をお聞きし、市政に反映させてまいりたいと思いますので、お誘い合わせの上、是非ご出席ください。
 暑さが厳しくなっており、特に熱中症に注意が必要です。熱中症は屋内・屋外を問わず発症しますので、体調管理に充分ご留意のうえ、お過ごし下さい。
  (7月22日執筆)

No.33「梅雨入り間近」

 皆さん、こんにちは。
 梅雨入りを間近に木々の緑もいっそう深まったように感じられます。梅雨の時期は、すっきりしない日が続き、体の抵抗力も弱り食中毒を起こしやすくなりますので、体調管理には十分に気をつけ、お過ごしください。
 また、長雨が続きますと河川の増水や土砂災害が心配されます。気象情報や市からのお知らせにもご注意いただきたいと思います。
 さて、6月7日、しらさわグリーンパーク野球場で、BCリーグ公式戦「福島ホープス対信濃グランセローズ」戦が行われ、多くの市民の方々が声援を送っていました。福島ホープスは、「スポーツを通じての地域貢献活動」を最も重要な理念として、今年発足した福島県初のプロ野球チームで、監督を務めるのは、ヤクルトスワローズやメジャーリーグでの活躍が記憶に新しい岩村明憲監督です。試合前、選手たちは、本宮幼稚園の園児たちといっしょに入場し、始球式では岩根野球スポーツ少年団のバッテリーが堂々とした投球を披露しました。セレモニーでは、まゆみちゃんも参加し、両チームへ花束とまゆみちゃんのぬいぐるみをプレゼントしました。
 また、復興公営住宅につきましては、避難を余儀なくされている皆さんが、一日でも早
く安定した生活が送れるよう、市内3カ所で造成工事が進んでおり、順次発注を行ってい
るところです。そのような中、吹上地区の復興公営住宅建設工事の安全祈願祭が、6月24
日に実施される運びとなりました。その他市内2カ所(桝形地区・下田地区)についても、造成工事の進捗状況を見ながら住宅建設工事を進めてまいります。
 7月14 日から8月28日まで、市内14会場で地域懇談会を開催いたします。市民の皆様のご意見、ご提案をお聞きし、市政に反映させてまいりたいと思いますので、お誘い合わ
せの上、是非ご出席ください。
  (6月19日執筆)

No.32「誓い新たに」

 皆さん、こんにちは。
 まずはじめに、この度の職員の不祥事につきまして、市民の皆様方をはじめ、関係者の皆様方に多大なるご迷惑を
おかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます。
 震災・原発事故からの強い復興を目指し、市全体で努力している中、大変残念で申し訳なく、今後このような事件が二度と起こることのないよう、再発防止に努める所存です。大変申し訳ございませんでした。
 さて、ゴールデンウィークも幸い好天に恵まれ、行楽にショッピングに農作業にと、皆さんそれぞれお過ごしになられたことと思います。そのような中、うれしいニュースが入ってまいりました。
 2月28日、英国ウィリアム王子にスマイルキッズパークをご訪問いただき「記念樹の杜」へ植樹を行っていただきました。本市といたしましては、今回のご訪問を記念し、ウィリアム王子にちなんだ公園の愛称の使用について、国を通じ英国大使館へ依頼しました。その結果、スマイルキッズパーク 記念樹の杜 屋外あそび場の愛称として「プリンス・ウィリアムズ・パーク」の名前の使用をお許しいただきました。今後は、スマイルキッズパークの屋内外あそび場を一体的に活用してまいります。市内の「みずいろ公園」や「プリンス・ウィリアムズ・パーク」、「えぽか」には、連日多くの子どもさん達が元気に遊んでおり、大変嬉しく思います。市は以前にも増して元気な本宮を取りもどすべく、誓いを新たにしているところです。
 また、6月には市議会定例会が開催されます。市議会はどなたでも傍聴できますので、お出でいただき感想等をお聞かせ頂ければ幸いです。
 間もなく梅雨の時期がやってまいります。日々、暑さも増してきておりますので、お体には充分ご留意のうえ、お過ごし下さい。
  (5月20日執筆)

No.31「桜満開」

 皆さん、こんにちは。
 本宮の桜も4月上旬から中旬にかけ満開となり、お花見の名所の花と歴史の里蛇の鼻、塩ノ崎の大桜、日輪寺の枝垂れ桜、みずいろ公園の桜、城ノ内古戦場の枝垂れ桜などへ多くの皆さんがお出かけになり、春陽を感じていただきました。
 さて、福島全県で「ふくしまデスティネーションキャンペーン」が4月1日から6月30日まで「福が満開、福のしま。」のキャッチコピーのもと実施されております。
本市においても4月18日に「元気咲かそう!しらさわ桜まつり」が白沢公民館前特設会場で開催されました。
さわやかな青空のもと大勢のお客様が桜を見、各種イベントを楽しまれ、夜には浪江町の「請戸川リバーライン桜まつり」を復活させた「夜ざくら花火」が行われ、5,000発の花火が夜空を彩り、ライトアップされた桜と花火のコラボレーションが、とても美しく感じられました。
 また、翌日の19日には、県内外から約1,500人が参加し「第9回もとみやロードレース大会」が、グリーンパーク野球場をスタート・ゴールで開催されました。
27部門で健脚を競い、北は北海道から南は広島まで全国の多数の方に参加いただき、桜が咲き誇る中を一生懸命に走っていただきました。
ご協力いただきました関係者の皆様に御礼を申し上げます。 
 最後に本市において80代の方が、成り済まし詐欺の被害にあってしまいました。まったく卑劣な行為で許されるべき行為ではありません。このような犯罪に巻き込まれないために、ひとりで判断せずに必ず家族や知人、警察署へ相談することが大切です。皆さんで注意しましょう。
 ゴールデンウイークにはご家族での旅行を計画されている方もいらっしゃるかと思いますが、体調管理には充分ご留意のうえ、お過ごしください。
(4月22日執筆)

No.30「元気・発信」

 皆さん、こんにちは。
 日ごとに暖かさが増し、ほころび始めた梅花に春の訪れを感じる季節となりました。
 さて、初来日された英国のウィリアム王子が2月28日、安倍晋三首相、竹下亘復興大臣、内堀雅雄知事とともに本市を訪問され、スマイルキッズパーク「屋内あそび場」と「記念樹の杜 屋外あそび場」を視察いただき、施設概要の説明と案内をさせていただきました。
 屋内あそび場ではボールプールに入り、子どもたちとボール遊びを楽しまれ、屋外あそび場ではトランポリンで遊ぶ子どもたちに話し掛けられ、元気に遊ぶ子どもたちと笑顔で交流を深めていただきました。
 また、記念樹の杜に東日本大震災と原発事故からの復興への祈りを込めて、ウィリアム王子に「オーク」を、安倍首相に「ソメイヨシノ」を、内堀知事に県の木「ケヤキ」を、そして私が市の木「マユミ」の苗木を子どもたちと一緒に記念植樹いたしました。
 この記念樹を大切しながら、本市復興のシンボルとして市民の皆様と一緒に育てて行きたいと思います。
 ウィリアム王子の訪問は復興の一つの成果の現れであり、本宮に元気を与えてくださり、大きな励みとなりました。福島と本宮の元気を、全国に、そして世界に向けて発信できた意義は大変大きく、喜ばしいことであります。
 また、3月8日は「未来へつなごう!かけがえのないふるさと本宮」をメーンテーマに「復興の集い2015」が開催されました。
 震災により尊い命を落とされました多くの犠牲者の皆様への追悼と被災地では未だに多くの方々が避難を余儀なくされ、原子力災害による影響は今も大きな爪痕と課題を残している中でこの現実を風化させないために、4回目の開催となりました。
 市内特産品や埼玉県上尾市と全国へそのまち協議会加盟市町村特産品の「物産展示販売会」・「食の交流会」・「復興祈念コンサート」に多くの市民の方々にご参加をいただき、皆様とともに復興に向けた思いを共有できましたことは、意義深いものと考えます。関係者の皆様のご尽力と市民の皆様のご協力に、改めて御礼申し上げます。
 4月は入学・進学・就職へと新たなスタートの季節です。生活環境も変り、また、季節の変わり目でもありますので、体調管理に充分ご留意のうえ、お過ごしください。
(3月25日執筆)

 No.29「就任のごあいさつ」

 皆さん、こんにちは。
 このたび、先般の市長選挙におきまして、多くの市民の皆様をはじめ関係各方面からの力強いご支援とご支持、そして温かいご厚情を賜り、引き続き二期目の市政執行の重責を担うこととなりました。
 二期目にあたりましては、「住んでみたい市 もとみや」を目指し、本年度から動き出しております定住促進事業を強力に推進するため、企業誘致による雇用の確保、子育て支援の充実、民間企業と協力して進める優良な宅地開発を3本の柱として進め、さらに福祉の充実と教育の振興策など、複合的に事業展開を行い、定住人口の増加に全力を挙げ、さまざまな施策を実施して行きながら、全国に向けて「福島のへそのまち もとみや」の魅力を発信し、農商工のバランスの取れた「まちづくり」に強い心で取り組み、お年寄りからお子様まで誰もが安心・安全に暮らせ、住んで良かったと思える元気で輝く「もとみや」を、市民の皆様と一緒につくってまいりたいと考えております。
 一期目で得ることができました経験とこれまで積み重ねてきました4年間の実績を踏まえながら、しっかりと本宮の持つ可能性を全面に出し、人と人のつながりを何よりも大切にしながら市民の皆様と一緒に市政運営にあたり、スピード感を持って力強く前進していきたいと考えておりますので、なお一層のご指導とご支援をお願い申し上げます。
 さて、新年度の予算編成もようやく形となりました。平成27年度も引き続き復興事業の推進や定住促進事業を進めるためのさまざまな施策を実施して行きながら、震災後のピンチをチャンスに変え、震災前にも増して元気溢れる「もとみや」を目指して事業を実施してまいります。
 新年度予算は、3月開催の本宮市議会定例会に議案として上程されます。市議会はどなたでも傍聴できますので、市民の皆様にお出でいただければと思います。ぜひ、感想などをお聞かせいただければ幸いです。
 間もなく、3月11日を迎え、東日本大震災から4年の月日が経過いたします。
 市では、3月8日に「未来へつなごう!かけがえのないふるさと本宮」をメーンテーマに「復興の集い2015」を開催いたします。皆様とともに復興に向けての思いを新たにし、活力と一体感を一層高め、本宮市の元気・安全・安心を市内外に「発信」してまいりたいと考えておりますので、ぜひ、ご参加いただければと思います。
 気候の変わり目であります。体調管理には充分ご留意のうえ、お過ごしください。
(2月18日執筆)

 No.28「秋はイベント盛りだくさん」

 皆さん、こんにちは。
 早いもので師走を迎え、風の冷たさに冬の訪れを感じています。
 10月下旬から11月にかけて、多くのイベント等が開催されました。
 秋の風物詩「もとみや秋祭り」は10月24日から26日に開催され、3日間ともとても素晴らしい秋晴れとなりました。また、「しらさわ秋祭り」は11月9日に開催され、午後から雨模様となりましたが、両会場とも多くの皆様にお越しいただき、祭りを楽しんでいただけたことと思います。皆様の明るい笑顔にたくさんの元気をいただきました。
 11月3日の本宮市表彰式では、各分野においてご活躍され、市政振興発展のためにご尽力をいただきました27名の皆様へ栄章と表彰状を贈らせていただきました。それぞれのお立場からさらなるお力添えと、より一層のご指導ご協力をいただきたいと思います。
 平成24年7月にオープンしました「スマイルキッズパーク」屋内あそび場の入館者が
11月4日に2年4カ月で10万人を達成し、記念セレモニーを行いました。オープン以来多くの皆様にご利用いただき御礼申し上げます。
 12月25日には隣接地にスマイルキッズパーク「記念樹の杜」屋外あそび場がオープンします。ご家族皆さんで楽しんでいただける素晴らしいあそび場ですので、楽しみにお待ちください。
 11月8日には、友好都市であります埼玉県上尾市の「アッピー」と本宮市の「まゆみちゃん」が上尾市で行われました、あげお産業祭において約800人の祝福の中で結婚式を挙げました。また、22日にはサンライズもとみやで開催された「本宮市民憲章・市民の歌」の発表会終了後に結婚披露を行い、多くの皆様から祝福をいただき大変うれしく思います。上尾市と本宮市との友好の絆をより一層深め、今後も「アッピー」と「まゆみちゃ
ん」が、両市発展のために活躍してくれることと思います。 
 11月16日は、第26回市町村対抗福島県縦断駅伝競走大会が開催され、総合16位、市の部
12位と大健闘されました。晩秋の福島路を、チーム全員が熱い思いを胸に心を一つにして、ゴールを目指しタスキをつないで全力で疾走する姿に感動を覚えました。また、コース沿道からの多くの市民の皆様に応援をいただき御礼申し上げます。
 各イベントの開催にご尽力をいただきました多くの関係者の皆様に改めて御礼申し上げます。
 今年も残すところ1カ月となりました。安達太良山の頂も白くなり、一段と寒さが厳しくなるこれからの季節は、インフルエンザが流行しやすくなります。しっかりと予防に努めていただきたいと思います。また、師走は何かとあわただしくなりますが、体調管理に充分ご留意のうえ、お過ごしください。
(11月25日執筆)

 No.27「秋の日々に」

 皆さん、こんにちは。
 朝晩の寒さが一段と増し、木々が美しく色づき秋の深まりを感じます。
10月に台風18号と台風19号が2週連続で上陸し、各地に大きな被害をもたらしました。全国で被災されました皆様にお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈り申
し上げます。
 本市では台風の接近に備え、初動体制を早期に整え、施設の点検や市内のパトロール、避難所の開設などの体制を期しました。幸いにも本市への影響は少なく、被害もほとんど
なく安心いたしました。しかし、災害はいつ、どこで発生するかわかりません。「まずは、自らの身を守る」自助が大切です。常に災害への備えをいただきたいと思います。
10月18日に東日本大震災復興支援JOC「がんばれ!ニッポン!」プロジェクトの一環として「オリンピックデー・フェスタin本宮」が開催されました。当日は、オリンピックふれあいアンバサダーの大林素子さんやアテネオリンピック金メダリストの柴田亜衣さんら5名のオリンピアンと、市内各小学校から180名の児童の皆さんに参加いただき、運動会形式のチーム対抗ゲームを行ったり、サインや記念写真を撮るなど交流を深め、楽しく元気な一日を過ごすことができました。関係者の皆様に感謝申し上げます。
 翌日には、第8回もとみや駅伝競走大会が開催され、秋晴れの空の下、もとみや路を小学生から一般までの5部門に過去最高の49チームの選手の皆さんが力強い走りでタスキをつなぐ姿にたくさんの元気をいただきました。本年も友好都市協定を結ぶ埼玉県上尾市から2チームの特別参加をいただき、大会を盛り上げていただきました。選手の皆様、大会運営にご尽力をいただきました関係者の皆様、そしてコース沿道から熱い応援をいただきました皆様に御礼申し上げます。
 さて、ふるさとに誇りと郷土愛を持っていただけるよう制定いたしました「本宮市民憲章・市民の歌」の発表会を11月22日にサンライズもとみやで開催いたします。市民の皆様
の心のよりどころとし、親しんでいただきたいと思いますので、多くの皆様のご参加をお願いいたします。
 また、発表会終了後に上尾市と本宮市の友好関係をより一層深めるために、友好事業のひとつとして「アッピー」と「まゆみちゃん」の結婚披露を行うこととなりました。多くの皆様に祝福をいただければ大変うれしく思います。
 米の収穫作業も終わりを迎え、米の全量全袋検査も順調に進んでいます。今年もおいしい本宮の米の安全安心を発信し、風評払拭へ積極的につなげてまいります。
11月7日は立冬です。冬の到来も間近となりこれから寒さも増してまいります。インフルエンザの予防や体調管理に充分ご留意のうえ、お過ごしください。
 (10月21日執筆)

 No.26「災害への備えを」

 皆さん、こんにちは。
 朝夕のひんやりとした空気に秋を感じ、秋晴れの高く澄み渡った空を見上げると、清々しい気持ちになります。
 さて、平成23年3月11日の東日本大震災から3年6か月の月日が経ちました。東京電力福島第一原子力発電所事故による原子力災害への対応は今も継続して実施しております。現在、市内全域にわたる住宅除染を最優先で進めており、今年度中に住宅除染の発注を済ませ、平成27年度中には全て完了させる予定です。
 風評被害対策については、さらなる安全・安心の確保に向け、市内外へのPRに積極的に取り組んでおり、米の収穫時期を迎えた今年も、全量全袋検査を実施し、美味しい本宮の米の安全安心を発信してまいります。
 また、本市では仮設住宅や借上げ住宅などで、約1,200人の方が避難生活を余儀なくされております。現在、市内3カ所で61戸の復興公営住宅の整備を進めておりますので、早急に建設を進め、避難者の生活再建を支えて行きたいと思います。
 本宮市は着実に復興に向け前進しております。一日も早く以前にも増して元気な本宮をつくり、「住んでみたい市 もとみや」を目指して、強い心で復興へのスピードアップを図ってまいります。
 また、9月6日から市内11会場で敬老会が開催され、全地区の敬老会に足を運ばせていただきました。どの会場も多くの皆様に出席をいただき盛大に開催することができました。
 皆様の元気でにこやかなお姿に接することができましたことは大変うれしく感じるとともに、私もたくさんの元気をいただきました。皆様には、益々健康で明るく元気にお過ごしいただきたいと思います。実行委員の方々、そして関係者の皆様に感謝申し上げます。
 9月21日に昨年に引き続き、第2回本宮市総合防災訓練を実施いたしました。今年は白沢運動場をメイン会場に、市民の皆様に災害時にはどのような作業・救助・復旧が行われるのかをご覧いただくともに、自ら訓練を体験していただきました。
 昨今、災害はいつ、どこで発生してもおかしくない状況にあります。災害時に一番大切なことは、自らの命は自らが守ることです。今回の訓練を機に、災害への関心と備えをお持ちいただきたいと思います。
 関係者の皆様のご尽力と、多くの市民の皆様のご協力に心より御礼申し上げます。
 寒暖の差が大きく、空気が乾燥しているこの時期は、風邪を引きやすく様々な不調が現れやすい季節であります。体調管理に充分ご留意のうえ、お過ごしください。
 (9月26日執筆)