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家庭でできる取り組み10項目(二酸化炭素の排出量削減)

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年9月1日更新

 地球温暖化に最も大きな影響を及ぼしている二酸化炭素(CO2)の排出量を減らすことが、温暖化を防止する有効な手段といえます。私たちの生活を見直し、二酸化炭素の排出を減らすためにはどうすればいいのでしょうか。 ここで挙げた10の取り組みのうち、出来るものから始めてみましょう。

01 冷房の設定温度を1℃高く、暖房の温度を1℃低く設定しましょう

冷暖房温度設定のイメージ

カーテンを利用して太陽光の入射を調整したり、クールビズやウォームビズを取り入れることで、冷暖房機に頼らないで過ごせる。冷暖房を始める時期も少し待ってみる。

  • 年間約33キログラムのCO2の削減
  • 年間で約1,800円の節約

02 週2日往復8キロメートルの車の運転を控えましょう

自転車利用のイメージ

通勤や買い物の際にバスや鉄道、自転車を利用しましょう。歩いたり自転車を使う方が健康にもいいですよ。

  • 年間約184キログラムのCO2の削減
  • 年間で約9,200円の節約

03 1日5分のアイドリングストップを行いましょう

アイドリングストップのイメージ

駐車や長時間停車する時は、車のエンジンを切りましょう。大気汚染物質の排出削減にも寄与します。

  • 年間約39キログラムのCO2の削減
  • 年間で約1,900円の節約

04 待機電力を50%削減しましょう

待機電力削減のイメージ

主電源を切りましょう。長時間使わない時は、コンセントを抜きましょう。また、家電製品の買い替えの際には待機電力の少ないモノを選ぶようにしましょう。

  • 年間約60キログラムのCO2の削減
  • 年間で約3,400円の節約

05 シャワーを1日1分家族全員が減らしましょう

シャワー時間短縮のイメージ

身体を洗っているあいだ、お湯を流しっぱなしにしないようにしましょう。

  • 年間約69キログラムのCO2の削減
  • 年間で約7,100円の節約

06 風呂の残り湯を洗濯に使いましょう

風呂の残り湯使用のイメージ

洗濯や庭の水やりの他、トイレの水に使っている人もいます。残り湯利用のために市販されているポンプを使うと便利です。

  • 年間約7キログラムのCO2の削減
  • 年間で約4,200円の節約

07 ジャーの保温を止めましょう

ジャーの保温イメージ

ポットやジャーの保温は利用時間が長いため、多くの電気を消費します。ごはんは電子レンジで温め直すほうが電力の消費は少なくなります。

  • 年間約34キログラムのCO2の削減
  • 年間で約1,900円の節約

08 家族が同じ部屋で団らんし、暖房と照明の利用を2割減らしましょう

暖房と照明の利用削減のイメージ

家族が別々の部屋で過ごすと、暖房も照明も余計に消費します。

  • 年間約238キログラムのCO2の削減
  • 年間で約10,400円の節約

09 買い物袋を持ち歩き、省包装の野菜を選びましょう

買い物袋持参のイメージ

トレーやラップは家に帰れば、すぐゴミになってしまいます。買い物袋を持ち歩けばレジ袋を減らせます。

  • 年間約58キログラムのCO2の削減
  • 資源節約

10 テレビ番組を選び、1日1時間テレビ利用を減らしましょう

テレビ利用時間短縮のイメージ

見たい番組だけを選んでみる習慣をつけましょう。

  • 年間約14キログラムのCO2の削減
  • 年間で約800円の節約

出典:全国地球温暖化防止活動推進センター