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地球温暖化対策

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年9月1日更新

 地球温暖化問題は、現在最も重要な環境問題の一つとされています。 温暖化が進むと、気温が上昇するだけでなく、様々な気候の変化によって生態系に重大な脅威を与えることが予測され、食糧生産への悪影響や気候の変化に適応できない動植物の絶滅が危惧されています。さらには、豪雨や干ばつ等の異常気象の発生、海面水位の上昇による沿岸地域の水没、高潮被害、伝染病を媒介する生物の増加など、地球環境に様々な影響が出ることが懸念されています。

地球温暖化の仕組み

  太陽から降りそそぐ光は、地表面に達して海や陸を暖めたり、植物に取り込まれたりします。太陽光により暖められた地表面からは赤外線が大気中に放射されますが、この赤外線が大気中の二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素などの温室効果ガスに吸収され、吸収された熱の一部が再び地表を暖めることになります。大気中の温室効果ガスの濃度が上昇すると、宇宙空間への熱の放出がされにくくなり、大気と地表面の熱の放出が増加し、地表の平均気温が上昇します。これを、地球温暖化と呼びます。

地球温暖化の仕組みのイメージ図

出所)IPCC第4次評価報告書2007
全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト<外部リンク>より

関連

地球温暖化についての詳細は、以下を参照ください。