12月5日に、本宮13区集会所において外国人住民と地域住民が『やさしい日本語』を使って一緒に学ぶ防災講座を開催しました。
この講座は、公益財団法人福島県国際交流協会と本宮市が共同で主催し、フィリピン出身の技能実習生3名と同じ地区に住む住民11名が参加しました。
講師の二本松市国際交流の会ざくざくネット代表の菊地紀子さんが、在日外国人と話すための「やさしい日本語」のポイントを説明した後、実際に地域住民が災害用語を外国人住民に分かるように言い換えて説明をしました。
その後、市防災対策課担当職員が、本宮市で特に注意したい災害や避難のポイントなどを説明しました。また、地図を見ながら避難経路を確認したり、段ボールベッドなど避難所にあるものに実際に触れるなどして、避難所体験をしました。
参加した外国人住民と地域住民は「やさしい日本語」やジェスチャーを使いながらコミュニケーションを取り、有事の際に助け合う大切さを学ぶとともに、講座を通して同じ地域に住む住民として交流を深めました。
外国人住民に防災用語をやさしい日本語で説明する地域住民
地図を見ながら避難経路を確認
段ボールベッドに横たわって避難所体験