8月3日、白沢公民館前のふれあい夢広場において、「東京2020パラリンピック聖火フェスティバル本宮市種火おこし」を行いました。市内の障がい福祉事業所を利用されている方と本宮高校インターアクト部の生徒約20名が一緒になって、マイギリ式火おこし棒や火打石を使用し原始的な方法で種火起こしを行いました。おこした火により、障がい福祉事業所を利用されている方約200名が書いた夢や願い事の短冊をみんなで祈りながら燃やしました。その後、英国との絆である英国庭園フラワーフェスティバルで作成したろうそくに種火を灯しました。
本宮市の種火は、8月13日に四季の里(福島市)で行われる採火式(無観客)において、中通りの市町村の種火とともに「中通りの火」となり、同15日に開成山陸上競技場(郡山市)で三地方の火を集め、「福島県の火」となり、東京へ送られます。8月20日に東京都で全国の集火式を行い、同21日から24日まで都内で聖火リレーが行われる予定です。
東京2020パラリンピック聖火リレーのコンセプトは、「Share Your Light-あなたは、きっと、誰かの光だ。-」で、パラリンピック聖火リレーを通じて、社会の中で誰かの希望や支えとなっている多様な光が集まり出会うことで、共生社会を照らす力としよう、という想いを表現しています。
参加された皆さんは、初めて使う火おこし棒や火打石に汗を流しながら苦戦していましたが、火がおきた時は、大喜びで拍手が沸き起こりました。皆さんの笑顔を見て思いました。「あなたは、本宮市の光だ。」
聖火ランタンと記念撮影をした参加者
マイギリ式火起こし棒で火起こしに挑戦
みんなの夢を書いた短冊を燃やし種火に思いを込める
英国との絆のろうそくに火を灯す