2月18日(土曜日)に、荒井地区公民館で外国人住民と地域住民が『やさしい日本語』を使って一緒に学ぶ防災講座を開催しました。
今回は、ベトナム出身の技能実習生9名と同じ地区に住む住民5名が参加しました。また、ボランティアとして本宮市で外国人に日本語を教えている「もとみや日本語教室」の関係者らも参加しました。
講師に二本松国際交流ボランティア「ざくざくネット」の菊地紀子さんを迎え、まず「やさしい日本語」について学び、その後災害の時によく聞く用語を日本人から外国人にやさしい日本語で説明するというグループワークを行いました。
その後、市防災対策課の担当職員が、東日本大震災や令和元年東日本台風のときに何が起こったのかを写真を使いながら説明しました。また、災害が起きたときにどうやって避難したらいいかを地図を使ってグループごとに考えたり、実際に段ボールベットやテントなどに触れたりするなどの避難所体験をしました。
参加者からは、「災害の言葉を知れてよかった」や「ベトナム語を少し覚えられた」、「日本語で伝えることは難しいが、災害時には協力し助け合うことが大事」などの声が聞かれました。
▶地域住民から「やさしい日本語」で災害用語を学ぶ外国人住民
▶地図を使って避難所までの経路を確認
▶避難所体験も行いました