本宮市の英国庭園と姉妹庭園である英国ロンドンの福島庭園が、今年開園10周年を迎えることから、現地では9月7日にロンドンしゃくなげ会(英国在住の県人会)と福島民報社主催の記念式典が開催されました。本宮市では式典に出席し祝意を伝え、英国の関係機関との交流を深め、発信していくため、9月6日から9月9日まで英国を訪問しています。
このたびのイギリス エリザベス女王陛下のご逝去の報に接し、市民を代表いたしましてご冥福をお祈りするとともに、イギリス国民の皆さまに心よりお悔やみ申し上げます。
市では哀悼の意を表するため、本日、市役所や総合支所、市内各学校などで半旗を掲げさせていただくことといたしました。
英国国民をはじめ世界中から敬愛された陛下のお人柄を偲び、これまでの本市と英国との交流に深く感謝いたします。
9月6日には、式典に合わせたロンドンしゃくなげ会との懇談会が、ロイヤル・オートモービル・クラブで催され、市や県、ロンドンしゃくなげ会、福島民報社の関係者ら25名が出席しました。会では、渡辺副市長や井出副知事があいさつしたほか、福島民報社の芳見社長からロンドンしゃくなげ会の満山会長へ名誉ふくしま復興大使の委嘱が行われ、懇親を深めました。
市では今後、福島庭園の記念式典のほか、英国オリンピック委員会・パラリンピック委員会への訪問や輸入規制撤廃を受け、県が主催する県産品PRイベントなどに参加を予定しています。
あいさつする渡辺副市長
名誉ふくしま復興大使の委嘱を受ける満山会長
本宮市の英国庭園と姉妹庭園である英国ロンドンの福島庭園の開園10周年記念式典が、9月7日、同庭園で行われ、本宮市を代表し渡辺副市長が出席し、復興支援への感謝や今後も日英の友好を深める場として英国庭園を発展させていく決意を述べました。
記念式典には、主催者であるロンドンしゃくなげ会(英国在住の福島県人会)と福島民報社の関係者のほか、在英国日本国大使館の林肇特命全権大使や井出福島県副知事、もとみや国際交流親善大使でもあるレディ・ボーリック元英国下院議員ら約100人が出席。代表者が桜の記念植樹を行いました。
式典終了後には、県が主催する輸入規制撤廃を祝う「Thank you from Fukushima レセプション」が在英国日本国大使館で行われ、英国の政府関係者や飲食関係事業者らに県産品の日本酒や寿司、果物、郷土料理などがふるまわれ、福島県や本宮市の食の魅力をPRしました。
そのほか、同日、渡辺副市長は、英国オリンピック委員会・パラリンピック委員会やケンジントン&チェルシー王立区庁舎などを訪れ、これまでの支援への感謝と今後の交流の継続を呼びかけました。
桜の記念植樹
あいさつする渡辺副市長
英国オリンピック委員会・パラリンピック委員会訪問
ケンジントン&チェルシー王立区長へ英国庭園のフォトパネルを贈呈
在英国日本国大使館林肇特命全権大使を表敬訪問
英国の訪問団は、9月8日、交流のあるダヴェナント・ファウンデーション・スクールを訪れ、生徒らと意見交換を行いました。同校とは、これまでオンラインを活用し、市内中学生との交流を行ってきました。来月19日には、同校生徒が本宮市を訪問し、対面での交流を行う予定です。
また、同日には、自治体国際化協会(クレア)ロンドン事務所を訪れたほか、UCL(ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン)を訪問し、福島県出身の大沼信一教授と面会し、これまでの支援に感謝を伝えました。
ダヴェナント・ファウンデーション・スクールの皆さん
クレアロンドン事務所
UCL大沼教授と面会
エリザベス女王のご逝去を受け、9月9日、英国訪問中の渡辺副市長がバッキンガム宮殿前を訪れ、哀悼の意を表し、献花を行いました。