8月2日、ハワイ・ホノルルの日系団体で構成される「キズナ・ハワイ」から、みずいろ保育所の遊具設置費用として令和元年東日本台風(台風19号)被害緊急支援募金22,269ドル(約300万円)のご寄付をいただきました。
受納式は、みずいろ保育所で行われ、「キズナ・ハワイ」の代理として、ホノルル福島県人会森口マリアン理事、ハワイ日米協会 大久保良市名誉理事、NPO法人Move 4 Japan 竹林篤代表(ハワイ日米協会・ホノルル福島県人会会員)が出席し、高松市長に目録が手渡されました。
ハワイ日米協会 大久保名誉理事が、「キズナ・ハワイの人たちの日本に対する思いは強く、災害発生時も日本のために何とかしなければと多くの寄付が集まった。未来を担う子どもたちのために直接支援ができることは、日系人そしてキズナ・ハワイにとって嬉しいことである。今回本宮市とのご縁ができたのも喜びであり、今後も交流を発展させていきたい」とあいさつしました。
高松市長は、「ハワイのみなさまからの思いを胸に刻みながら、未来を担う子どもたちを育てていければと思います」と謝辞を述べました。
市では、いただいた寄付によりみずいろ保育所園庭にブランコや滑り台、ジャングルジムなどの遊具を設置しました。
みずいろ保育所の前身である本宮第1保育所は、令和元年10月に発生した東日本台風(台風19号)の豪雨の影響により決壊した安達太良川の堤防沿いに位置し、床上3mもの浸水被害に遭い、保育機能の全てを失いました。そのため五百川幼保総合施設において代替保育を行い、その後同施設内に仮園舎を設置し保育を続けました。
令和3年6月から本宮市本宮字下台地内に新園舎建設が始まり、令和4年7月から「みずいろ保育所」としてスタートしました。
右からNPO法人Move 4 Japan竹林代表、ハワイ日米協会 大久保名誉理事、ホノルル福島県人会 森口理事
みずいろ保育所の子どもたちと一緒に「アロハ」のポーズ
「キズナ・ハワイ」のみなさん
寄附により設置された遊具