11月28日に定例記者会見を行いました。高松市長、渡辺副市長が新型コロナウイルス感染症の陽性が確認されたため、総務政策部長が代理で発表しました。会見内容は下記のとおりです。
報道機関の皆さん方には、ご多用の中、 お集りをいただき、ありがとうござい ます。
日頃より様々な本市の取り組み状況を広く発信いただいておりますとともに、市政発展にご協力をいただいておりますこと、心より感謝申し上げます。
さて、この度、大東建託株式会社様が毎年実施している「いい部屋ネット 街の幸福度ランキング2022」が発表され、本宮市が福島県1位となりました。
本調査は、大東建託株式会社が全国の20歳以上の男女から居住満足度調査を行い、県内においては、7506人からの回答を基に、10段階の得点を設け、偏差値を算出した結果、街の幸福度ランキング県内1位となったものであります。
本宮市は、東日本大震災、令和元年東日本台風、そして福島県沖地震などの災害に見舞われ大変な思いをしている状況の中、ここ本宮に住んで頂いている皆さんに投票して頂き大変ありがたく感謝を申し上げる次第であります。
引き続き、住んでいる皆さんが幸福を感じて頂けるよう、住んで良かったと思えるまちづくりに努めて参りますので、よろしくお願いいたします。
白沢公民館の改修につきましては、現在、改修工事実施設計を進めているところでありますが、この度、完成予想図パースが完成いたしました。
主な改修内容については、白沢公民館中央部にエレベーターを設置し、1階については和室と研修室を、2階においては、大ホールとロビーをそれぞれ増築し改修するもので、大ホールには、283席の固定座席を設置するものです。
また、避難所としての機能充実のため、シャワー設備や太陽光発電並びに蓄電設備、非常用電源設備を設けます。
なお、この改修にかかる予算については、約7億円を見込んでおり、12月定例議会において、追加議案として提出させて頂く予定となっており、来年12月の完成を目指して参りたいと考えております。
次に、白沢公民館敷地内に電気自動車充電設備を設置いたします。
本市は、脱炭素社会の形成を目指し、2050ゼロカーボンシティ宣言を行わせていただいております。
その推進方策の一つである電気自動車の普及にともない、電気自動車充電設備の必要性も高まっていることから、新たに電気自動車充電設備の設置を計画しております。
現在、市内における民間の電気自動車充電設備は5ヶ所ありすべて本宮地区であります。
また、公共施設において一般の方が利用できる電気自動車充電設備は、市役所本庁舎敷地内の1か所のみとなっており、白沢地区では、民間を含め、 一般の方が利用できる電気自動車充電設備がない状況となっております。
このようなことから、白沢地区内に「電気自動車充電設備」1ヶ所の設置を計画したものです。
設置場所につきましては、利便性と管理運営に配慮し、白沢公民館の敷地内を予定しております。
さらには、しらさわカルチャーセンター改修についてであります。
令和3年福島県沖地震により被災しました、しらさわカルチャーセンターについては、現在、実施設計を行っており、文化財・民俗・芸術資料及び行政公文書等の収蔵施設としての改修を進めておりますので、改修を行う白沢公民館を中心に、現在工事を進めている、しらさわ夢図書館の整備、さらには、しらさわカルチャーセンターの改修、電気自動車充電設備の設置と一体的に進め、白沢地区における生涯学習の拠点として市民の皆さんにご利用頂きたいと考えております。
既存の白沢第5分団屯所については、築38年と老朽化していたことから、新屯所建築について、これまで、消防団本部及び、地元分団の皆さんと協議を進めてまいりました。この度、建築計画がまとまりましたので、ご説明を申し上げます。
新屯所の概要ついては、長屋分館駐車場の敷地内に、木造一部鉄骨造りの平屋建てで、建築面積、108.29平方メートル。消防積載車1台が収納できる車庫と和室14畳の詰所、また、将来の女性参画や、ジェンダーレス社会を考慮し、トイレ2箇所を整備する計画であります。さらに、有事の際に利用可能なハイブリット型の発電機を併せて整備いたします。
また、既存屯所については、新屯所の完成後、解体し、長屋分館の駐車場として整備をする計画であります。
消防屯所は、地域の消防・防災の重要な拠点であります。来年10月完成を目指し、市民の皆さんの安心安全の確保を図って参ります。
本宮市プレミアム付商品券につきましては、3,000セットを販売いたしました第1弾が大変好評をいただいたことから、第2弾といたしまして、追加で 10,000セットの募集をいたしましたところ、7,753名の方から、 計20,129セットと、大変多くの応募をいただきました。
このことから、商工会において抽選を行い、当選者には、引換券を発送いたしました。この商品券は、今月18日から来年2月17日までの4か月間にわたり、市内約570店舗で利用できることとなっております。
市では、この商品券発行事業を通して、コロナ禍における原油価格・物価高騰対策として、家計の一助とするとともに、市内店舗における消費喚起につなげ、さらには市内経済の活性化に貢献してまいりたいと考えております。
新型コロナウイルス感染状況について、県内では先週から急激に新規感染者が拡大しており、全国的な増加傾向を踏まえ、 県では第8波に入ったとの認識を示しました。
市におきましても、感染予防スローガンを「第8波襲来注意、徹底予防で感染撲滅」に変更し、引き続き、市民の皆さんや事業者の皆さんへ換気や正しいマスクの着用、手指の消毒など基本的な感染対策の徹底と、二次感染を広げない取り組みをお願いして参ります。
また、本市においては、積極的に抗原検査を活用し、感染者の把握や拡大防止に繋げております。
10月下旬に行われた「もとみや秋まつり」、今月13日に開催した「しらさわ秋まつり」においても、担ぎ手や子ども御輿参加者、さらには、運営スタッフへ対し、お祭り前後に抗原検査を行って頂いたことにより、安心して祭りへ参加して頂けたほか、お祭りによって感染状況が悪化することは無かったものであります。
今後とも、積極的に抗原検査を活用し感染拡大を封じ込めて参りたいと考えております。
次に、ワクチン接種につきましては、12歳以上の方の3回目以降の接種について、9月末よりオミクロン株対応ワクチンに 切り替え接種を行っております。
また、生後6か月から4歳までの乳幼児接種も、今月10日から予約を受け付け、16日より接種を開始いたしました。 保護者の皆さんには、お子様の感染予防のためにも接種を検討していただきますようお願いいたします。
これから寒い時期を迎えインフルエンザとのダブル流行も心配されております。
引き続き、基本的な感染対策の徹底と積極的なワクチン接種を訴え、感染予防に努めて参ります。
ウクライナ情勢や円安等による電力、ガス、食料品等の価格高騰により特に家計への影響が大きい住民税非課税世帯等への物価高騰対策として、1世帯当たり5万円の現金給付を進めております。
対象は、令和4年度住民税が全員非課税である世帯並びに予期せず家計が急変し非課税世帯と同等の世帯、約2,400 世帯を対象に既に申請を受け付けており、今月末より給付金の振込を開始し、年末を迎える前に、対象世帯へ早くに給付金をお届けしてまいります。
妊娠期から出産・子育てまで一貫して身近な相談に応じ、様々なニーズに即した必要な支援につなぐ伴走型の相談支援を充実し、経済的支援を一体として実施するため、国において出産・子育て応援交付金が創設される予定であります。
今月22日に国による説明が行われ支援の概要が示されました。
支援の概要といたしましては、「妊娠届出時」並びに「出生届出時」にそれぞれ5万円相当の経済的支援を行うもので、令和4年4月にさかのぼるして支援するものであります。なお、早期の支援に向けて準備も進めてまいります。
今年4月から進めて参りました中央公民館耐震補強改修工事が、今月10日に竣工し、11日から供用開始いたしました。
工事期間中は、利用者の皆さんに大変 ご不便をおかけしましたが、中央公民館にエレベーターを設置させていただいたことから、高齢者の皆さんや障がいをお持ちの方も、2階への昇り降りがご負担なくできるようになったと考えております。
また、今回の工事では隣接するサンライズもとみやの外壁塗装工事も行い、中央公民館とサンライズもとみやを一体的施設として外観をリニューアルいたしました。
生涯学習の拠点施設であると同時に、文化芸術に触れる施設として、今後も子どもから高齢者まで多世代の方々にご利用いただき、市民の皆さんに愛される施設となるよう運営に努めてまいります。
11月26日と27日の両日、東京浅草の浅草寺境内で観光物産展を開催いたしました。
この観光物産展は、浅草寺様のご協力により、本宮市、二本松市、大玉村の3市村と福島県が、「福島県と安達地方の観光物産展」と題して、震災や原発事故の風評払拭を目的として毎年開催しておるものです。
会場では、感染防止対策を十分行い、観光情報や食の魅力などをPRすることが出来ました。
本市からは、「本宮産品首都圏販売促進協議会」に加入する13の事業所が出店を行い、各ブースで農産品や特産品を販売し、好評を得たところであります。
なお、初日の開会式では、本市から浅草寺様に「長いも」を記念品として贈呈させていただきました。
両日とも、多くの来場者が訪れ、出店ブースでお買上げいただいたことから、首都圏における本市の魅力の情報発信ができたものと考えております。
令和4年第6回本宮市議会定例会が 12月1日から開会されますので、上程いたします議案等についてご説明を申し上げます。
議案等は、お配りさせていただきました議案書の付議案件のとおりであります。
今回の補正予算の規模については、 一般会計が、3億4,694万1千円、
その他の会計が、7,282万1千円となり、全会計合計で4億1,976万2千円の補正予算となっております。
一般会計補正予算の主な内容等につきまして、ご説明申し上げます。
一つに、「電気自動車充電設備工事」及び「本宮市消防団 白沢第5分団屯所新築工事」については、先程、ご説明させて頂きましたが、事業費につきまして、一般会計補正予算に計上しております。
二つに、さらなる定住促進を図るため、本宮市宅地造成奨励金、並びに多世代ファミリーなかよし奨励金を、
三つに、ご寄附をいただきました、ふるさと納税寄附金を積立てるため、ふるさともとみや応援基金積立金を、
四つに、障がい者、及び障がい児の福祉サービス利用が増加していることから、障がい介護給付費、並びに、障がい児給付費を、
五つに、新型コロナウイルスワクチンの接種期間延長に伴い、コールセンター運営委託料を、
それぞれ計上いたしました。
その他の議案といたしまして、専決処分の承認が1件、条例の一部改正及び廃止が3件であります。