5月31日に定例記者会見を行いました。会見内容は下記のとおりです。
報道機関の皆様方には、ご多用の中、お集りをいただき、ありがとうございます。
日頃より様々な本市の取り組み状況を広く発信いただいておりますとともに、市政発展にご協力をいただいておりますことに対しまして、心より感謝を申し上げます。
また、去る4月4日に執り行いました市と英国ロンドン市ケンジントン&チェルシー王室特別区友好都市協定締結式におきましては、多くの皆様に大々的に報道していただきましたことに、この場をお借りし、改めて感謝を申し上げます。
それでは、次第により発表させて いただきます。
6月末に出発を予定しております、「未来へつなげるもとみや英国訪問団2024」について報告いたします。
英国に市内中学生を派遣し、関係機関への親善活動や現地の子ども達との交流を通して、グローバル社会に対応できる人材育成、友好協定を締結したケンジントン&チェルシー王室特別区との交流を目的として実施するものです。
期間は6月29日から7月5日にかけて、市内中学3年生15名と、団長を私、副団長を橋本市議会議長とし、職員と合わせて訪問団員22名を予定しているところであります。
内容としましては、交流が継続しているダヴェナント・ファウンデーション・スクールや、新たにザ・カーディナル・ヴォーン・メモリアル・スクールでの生徒間交流のほか、友好協定を締結しておりますケンジントン&チェルシー王室特別区役所訪問と福島庭園での記念イベント、ロンドン大学での聴講を計画しております。
友好協定締結後の訪問によって英国と本市との交流をさらに進め、「笑顔あふれる人と地域が輝くまち」の実現へ繋げてまいりたいと考えております。
小学生を対象とした「国内派遣交流事業」につきまして、夏休み中の7月29日から3日間の日程で実施いたしますので、報告いたします。
昨年度に引き続き、全国へそのまち協議会加盟の北海道・富良野市に、市内各小学校の6年生を派遣いたします。今年度につきましては、少しでも多くの児童が交流に参加できるように、昨年の1クラス1名から、2名に増員し、市内7校、合計22名の児童の派遣を予定しております。
現在、各小学校を通して参加者の募集を行っておりますが、6月中旬には、作文の審査により派遣児童を決定したいと考えております。
今回の交流事業では、富良野市立扇山小学校児童との交流や「北海へそ祭り」への参加などを予定しておりますが、郷土と異なる風土や文化に触れることで、お互いの地域への愛着を深めるとともに、郷土愛を育み、豊かな心や感性の醸成を図ることで、本市の将来を担う子ども達の、人材育成に繋げて参りたいと考えております。
6月20日に駐日英国大使館にて、開催されます「チャールズ3世陛下誕生祝賀会」に、ジュリア・ロングボトム駐日英国大使よりご招待をいただきましたので出席してまいります。
チャールズ3世陛下の誕生日は11月でありますが、英王室では、好天に恵まれる6月に、誕生日を公式に祝う行事が開催されるとのことであり、駐日英国大使館においても6月20日に開催されるものです。令和4年度からご招待いただいており今回が3回目の出席となります。
これまで交流を重ね、織りなした絆により、お招きいただけるようになりました。
このような機会を最大限にいかしながら、本市の魅力を継続して発信してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
イングランド・ラグビー協会最高経営責任者であるビル・スウィーニー氏から、6月24日に本宮市を訪問したいとのオファーをいただき、現在調整を進めておりますので、報告いたします。
ビル・スウィーニー氏は2019年5月から現職でいらっしゃいますが、それ以前の6年間、英国オリンピック委員会の最高経営責任者を務めておられた方であります。
本宮市は東京2020オリンピックでは英国を相手国とする「復興ありがとうホストタウン」に登録したことから、2018年の英国訪問では、英国オリンピック委員会を表敬訪問し、東京2020オリンピックについて意見交換をしました。この時、訪問団を受け入れ、対応していただいたのが、ビル・スウィーニー氏であります。
同年11月には来日に合わせて本宮市を訪問され、本宮市青少年健全育成大会では「東京2020オリンピックへ向けて」と題しスピーチをいただきました。
また、スウィーニー氏が、2019年の英国訪問時に、英国オリンピック委員会の教育プログラム「ゲット・セット」参加校である、ダヴェナント・ファウンデーション・スクールの生徒と交流を行いました。以来コロナ禍がありましたが、オンラインでの交流を重ね、一昨年にはダヴェナント・ファウンデーション・スクールの生徒が本市を訪れるなど、継続した交流が現在も続いております。
更には本市にあるプリンス・ウィリアムズ・パーク英国庭園にイングリッシュ・ローズを寄贈していただきました。植栽された箇所はオリンピック・ローズ・エリアとして整備されております。現在美しいバラが咲いておりますので是非ご覧ください。
スウィーニー氏の来市は2018年以来2回目となります。市内では英国庭園の視察や、本宮第一中学校での講演を予定しておりますが、詳細は調整中であります。
生徒達が直接スウィーニー氏の言葉に接することは、スポーツを通した人間形成の素晴らしさを感じる貴重な機会になると思っております。
また、このことに関連して、6月22日に国立競技場で開催される、ラグビー国際試合、日本代表対イングランド代表の試合に、イングランド・ラグビー協会から招待をいただきましたので出席して参ります。
今後もこうした機会を通して、英国関係者との連携を深めて参りたいと考えております。
本宮市夏まつりの開催日程につきましては、近年の猛暑傾向や雨天が続いたことから例年の8月15日・16日開催から前倒しいたしまして、今年度から小中学校の夏休み最初の土日に開催することとし、今年は7月20日土曜日、21日日曜日に開催することで、夏まつり運営委員会において決定いたしました。日程変更のPRやイベント強化の観点から商店街協同組合主催のビールフェスタを同時開催し、盛大に実施してまいります。
なお、花火打ち上げの7月21日が荒天の場合には、翌週の7月28日に延期することで計画をしております。今後、夏まつり運営委員会各部会において詳細を決定してまいりますので、詳細が固まりましたら、改めて皆様にご報告させていただきます。
プリンス・ウィリアムズ・パーク英国庭園におきまして、明日6月1日土曜日に、英国ケンジントン&チェルシー王室特別区友好協定締結記念プリンス・ウィリアムズ・パーク英国庭園フラワーフェスティバルを開催いたします。
イベント内容につきましては、本宮高等学校音楽部の演奏や英国交流パネル展、英国ネオロカビリーライブ、英国庭園クイズラリー、寄せ植え体験会、花市、スラックライン体験や、各種ワークショップ等のイベントを予定しております。また、庭園のサポーターによる施設案内も行い、来場者の皆様に庭園の魅力を発信してまいります。
本日お集まりの皆様にも、ぜひご来場いただき、綺麗に咲き誇るバラの花と多彩なイベントをお楽しみいただければと考えております。
白沢ふれあい文化ホールにつきましては、新たな芸術・工芸品等の展示施設として、9月のリニューアルオープンに合わせ整備を進めているところですが、この度、新たな施設の名称を決定いたしましたので、報告いたします。
名称の決定にあたりましては、3月13日から4月15日までの1か月間にわたり公募したところ、147件の応募をいただきました。その後、白沢ふれあい文化ホール運営協議会委員による投票の結果、「本宮市ふれあい美術館」が選出されたものであります。
リニューアルオープン後の常設展につきましては、観覧料を無料とし、本市が収蔵しておりますポール・スプーナー氏の作品である「英国自動人形」をローテーションにより展示してまいります。また、定期的に特別企画展も開催しながら、英国文化に親しんでいただくとともに、様々な作品に触れて楽しんでいただける魅力あふれる美術館としてまいりたいと考えております。
なお、市議会6月定例会におきまして、関係条例案とPRグッズの作成に係る補正予算案を上程したいと考えております。
国の低所得者支援及び定額減税補足給付金につきまして、物価高騰に苦しむ市民生活を支援するため、6月補正予算で計上し、対象者の皆様に給付を行ってまいります。
まず、低所得の方を対象としました「エネルギー・食料品等価格高騰重点支援給付金」につきましては、約450世帯、子ども加算約100名、支給総額5千万円を見込んでおります。
また、定額減税しきれなかった方を対象としました「定額減税補足給付金」につきましては、想定納税者として約6,700人、支給総額2億8,810万円を見込み、それぞれ補正予算計上してまいります。
なお、財源につきましては、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を充当するものであります。
給付金につきましては、予算案可決後速やかに準備を進め、8月から11月を期間として支給してまいりたいと考えております。
令和6年第2回本宮市議会定例会が6月4日から開会されますので、上程いたします議案等について説明を申し上げます。
議案等は、お配りさせていただきました議案書の付議案件のとおり、議案14件、報告7件であります。
今回の補正予算規模については、一般会計4億1,665万7千円の増、その他の会計2,490万5千円の減、全会計合計で、3億9,175万2千円の増となっております。
その他の議案の主な内容でありますが、
・専決処分の承認を求めるものが1件、
・条例の制定が1件
・条例の一部改正が5件、
・和解及び損害賠償額の決定が1件、
・各会計の補正予算が5件、
・債権放棄の報告が1件、
・令和5年度予算の繰り越しについての報告が5件、
・専決処分の報告が1件でございます。
次に、一般会計補正予算の内容等につきまして、ご説明申し上げます。
まず、職員人件費全般について、4月の人事異動に伴う調整を行っております。
続いて、主な事業に係る経費につきましては、
一つに、ふれあい美術館リニューアルに伴う関連経費を、
二つに、物価高騰に対応し、市民生活を支援するための給付金を、
三つに、デジタル変革推進事業のひとつである、標準化移行に係る委託料などを計上しております。
以上で定例記者会見を終了させて頂きます。